宝塚の解説ブログを書くつもりで、下書きをしていましたが、うまく書けない～。
下書きは廃棄して、私の観劇感想などを日記代わりに書こうと思います。

　最近の観劇ですが、蘭陵王を観ました。しかも3回も

かちゃさん、歌と演技うまいな～

音くり寿ちゃん、声素敵

瀬戸かずやさん、演技に引きこまれた

帆純まひろさん、何か色気がある

蘭陵王、歌うまの演技派ぞろいですね。

　1幕目始まり早々から、かちゃさんの透明感ある歌声を聞いて、蘭陵王の世界に引き込まれます。この方って、あのモンスター期の８９期の首席入団者なんだよな

　大人になった後の歌声も素敵です。全編通して、何もわからないままの性的搾取に、心のどこかが凍り付いたまま、大人になって、生真面目で有能で強くて美しくて、最後たぬきどんになって幸せそうで良かったです。生臭い話にならないのは、かちゃさんの演技力と個性ですかね。
　
　瀬戸かずやさんの皇太子は、トランスジェンダーで、面白悲しい役柄・・・。自分の器量より大きすぎる役目に、酒で逃げて、帆純さんの情深き年上女みたいなきれいな男性に包まれて、その恋人を亡くして、更に皇帝というもっと大きい役目にこころ打ち砕かれて、もっと酒に溺れて・・・。純粋な部分で憧れていたはずの蘭陵王にも無法図を働き、なおかつ、拒んだその人に氏を命じる羽目になるとは・・・瀬戸さんのお芝居力が過ぎて、感情移入して涙が出てきました。
　
　この公演は、音くり寿さんの歌声を聞くため、3公演分もチケット取っていたのです。歌声を聞き惚れていました。そして、音さん、すごく有能で美しくて、愛らしい人に見えました。

　帆純まひろさんは、あまりよく知らなかったのですが、瀬戸かずやさんを優しげな目で見ているのがよくて、ご本人も美形でした。これから、花組観るときは、注目してしまいそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　それでは～