狸温の宝塚

宝塚ブログ


月組の暁のローマ

こんばんは。。狸温でございます。。。
昨日、真風さまのメッセージを観ました。お顔のつやが良くてよかった(≧∀≦)。もちろん、舞台に上がることが一番なのだけれど、それができない以上、これまで酷使してきただろう体を休めてほしいです。「心に青空を」かあ、大切なことですね。今日は落雷が響いていますが、私の心は晴れ上がっています。


スカイステージで、「暁のローマ」という作品を視ました。主演が専科の轟理事、2006年の月組の舞台です。轟理事がジュリアス・シーザーなのですが、その彫刻のような顔と衣装が相まって、気品ある美しさ。ジュリアス・シーザーは実際はお風呂嫌いな薄毛のおっさんという感じのような人だったみたいですが、理事によって、ビジュアルイメージは美しく変化した。悩めるブルータスの瀬名じゅんさん!!!ブルータスの友人で、シーザー暗殺にも加わっているカシウスが大空雄飛さん。二人とも美しい。。。シーザーは割とあっけなく暗殺されるような。。。そして、民衆にシーザーが独裁者になろうとしていた共和制の危機だと演説するブルータス。。最初、民衆は「よくやった」と褒め称えるのですが。。。シーザーの片腕であった霧矢大夢さんのアントニウス(暗殺の際に、シーザーと一緒にいたが、ブルータスたちに見逃して貰う)が、シーザーがローマ市民を愛し、ローマ市民全員に遺産を残してくれたことを話します。いつの時代でも、民衆は流れに乗ります。民衆は「ローマの父、シーザーを殺した」とブルータスたちを追い詰め始めます。
なんとなく、シーザーがあまりかっこ良くない。私のシーザーのイメージは、見た目はともかく、その人と言葉を交わせば、誰でも彼を好きになってしまうというものなので。。。遺産を残してくれたから偉大ではないだろう。まあ、シーザーに実績があるから民衆も流れに乗ったのだろうけど。。。ブルータスたちは若いくて青い、だからこそ理想が輝く。。。だけど、武将として経験を積んでいたアントニウスの方が1枚上手でした。そして、その上をいくのが、若きオクタビアヌス(北翔海莉さん)。。。ブルータスたちよりも若いシーザーの後継者。アクタビアネスは、ローマ最初の皇帝アウグストゥスです。結局、ブルータスがシーザーを暗殺したって、共和制の終わりです。物語はオクタビアヌスが今後活躍すんだろうなという見せ方で幕です。この舞台には龍真咲さんや明日海りおさんも出演しています。若い~~


民衆が歌うカエサルはえらい~という歌のメロディーが頭に残ります。


それでは~~~☽

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