狸温の宝塚

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ハーヴィー気分で。。。花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム!』

こんばんは・・・狸温でございます。
本日、花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-・シャルム!』!を観劇してきました。読〇旅行社のお弁当付きプランです。
青い薔薇の精・・・泣きそうになりました。ウエダケイコ先生・・・良い仕事をしなさる。。(。・ω・。)
トップスターの退団公演としては、どうなのかは分からないけど・・・舞台としては演出が素晴らしい。。。もちろん、単なる一個人の感想ですが。。。


 舞台が始まって、結構、すーっと柚香さん演ずるハーヴィーに自己投影して、ハーヴィー(になった)気分で・・・明日海さまエリュたち妖精さんを眺めていました。華ちゃん(他2名)シャーロットやマイティ演ずるニックおじさんのお母様(しろきみちゃん)への淡い思い、お母様の儚さなどなど・・・エリュたちの物語る過去が・・・もう戻らない時間が・・・その時間を知らないハーヴィー(私)の頭の中に断片的に流れてくる感じで・・・何か淡いものが胸に突き刺さってきました。エリュが白バラの精から青バラの精になってしまった理由も語られます。(舞台上の)現実では、ハーヴィーには仕事の山、解決を悩む仕事がある状態で・・・それで妖精が現れたら・・・頭が痛い・・・・寝不足のせいかあ~・・の世界ですね~。そして、環境汚染について、しつこくなく織り交ぜてくるのが、昔話には教訓が必須~と感じます。白バラに戻ったエリュ・・・妖精を忘れる粉を振りかけられたハーヴィーと老シャルロット。が、女神デヴァーも現れて・・・めでたし。めでたしで終わります。物語ですから。。。。


こんな妖精役。。。やっぱり明日海さまじゃないと説得力ないかも。。。綺麗だった。。。華ちゃんは演技の人だな・・可憐な娘も、辛い結婚を強いられている若妻も。紆余曲折あってふっきった老婆も見事に演じ分けている。。。歌も横アリの時よりも上手だった。むしろ、お声の感じがこのお話にあっていた・・・ハーヴィー役の柚香さんの歌は少し不安定な感じもしますが、寝不足気味で過重労働している人の役と考えれば、歌声は浪々としているよりも不安定の方がリアルかなあ。。。


シャルムは、明日海さまと、これからの花組を担っていく男役さんたちとの絡みが。。やっぱり退団公演だな・・・と寂しくなりました。
そして、明日海さまと華ちゃんの並びは美しい。。。華奢なトップさんには、少女少女した見た目の娘役さんの方が無理なく似合うのかしら・・・まあ、仙名さんとの大人っぽいコンビ感や、かのちゃんとの挑戦的なコンビ感も。。。捨てがたいですけどね。


帰宅後に、購入した宝塚グラフ11号(特別版を購入しました)の明日海さまのラストインタビューの中で、月組から花組への組替えが決まった後で、「まさきさん(龍真咲、元月組トップスター)を支えられることが私の何よりの幸せで、私はまさきさんの後を継ぐことが夢だったんだと初めて気がついた」とあり、この大トップスターさんにも、儚く消えた思いがあったんだなあ~と改めて思いました。(。・ω・。)思うとおり行かないよね。。。花組に来て良かったと最後はおっしゃっていますので。。。結果オーライだろうけれど・・・それでも(。・ω・。)。


また、この舞台観たいな。明日海さまのさようならショーも観たいな。。ライビュが当たりますように
それでは~~~

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