狸温の宝塚

宝塚ブログ


どうしたら、轟悠になれるのだろう

おはようございます。狸温でございます。


 今日も群盗です。ただ、若干腹痛(原因不明で、持病化している)が~~^^治るかな~。明日(有給取得)もマチソワなので、ひどくならないといいが~~~


 標題なんですが、贔屓たちに轟理事のタイプの男役になってほしいということではありません。(理事の男役は見事ですが、持ち味がそれぞれ違うので)


 あの専科のトップ、トップ オブ トップという立場にはどうしたらなることができるのだろう。という意味です。


 宝塚は結婚したら退団しなくてはなりません。しかし、全てのジェンヌさんが結婚するわけではありません。退団しても、独身を貫いている方はいる。
 宝塚の世界では、男役としての魅力が高かった方も、うまく女優に転換できなかったのか、舞台では見かけない方もいます。


 外部でも、男役を演じる方もいますが、それはいつまで通用するか。外部の男役は、通常本物の男性が演じますので、違和感がでてくる。話題にはなりますがね。宝塚では芸術的な男役芸でも、外部で演じれば、下手すれば色物扱いです。歌舞伎の女形さんたちも、外部で演じるなら、女性ではなく、少し女性的なところもある上品な男性でしょう。 


 では、宝塚の定年まで、専科にいればいい。実際に、専科で活躍されている中高年フェアリーさんたもいます。(←男役、娘役問わず、素敵な人も多い)


 でも、一度トップスターに就任した方々は、轟悠さん以外は退団です。
トップスター就任が退団のフラグなんて、もの哀しい。(任期はそれぞれ違いますが)


 紅さまの宝塚にずっといたかったという言葉ももの哀しい。


 轟理事の立場は、大劇場公演だと、必ず主演のはずのトップ・スターを脇にどけての主演のトップ オブ トップです。


 轟理事は、96歳で亡くなるまで宝塚歌劇団の生徒であった春日野八千代さんの後継として宝塚に残っていると聞いたことがあります。


 春日野八千代さんと轟理事は宝塚での在り方が同じなのか??


 インターネット調べでは、春日野八千代さんは、戦前からタカラジェンヌで男役を芸として確立した人。雪組の副組長、組長を歴任し専科。それから、理事就任。演出もしていた人で、宝塚歌劇の黎明期を支えた人。宝塚の至宝とも呼ばれていた人。若い頃は外部出演も多かった。そもそも、春日さんの黄金時代はトップスター制度はなく、公演ごとに主役が決まったよう。日本舞踊の名手。


 轟理事は、5年くらい雪組のトップスターを務めた後、専科に異動。専科のトップ。男役芸に定評あり。親族に日本舞踊の大物がいるらしい。


 春日野さんはトップスター制度がなかった頃の人で数多く主演は務めていても、必ず主演のトップスターではない。主演クラスの人が専科に普通に異動していた時代の人です。結果的に、96歳まで生徒であったわけです。


 つまり、轟理事のように、トップスター制度あり、トップスターの次は退団というのが定番になってから、あえて、退団ではなく、トップ オブ トップになったケースはこれまでにありません。


 春日さんと轟理事のキーワードは、雪組、男役芸、日本舞踊くらいですかね。


 それとも、この3つのキーワードが揃えば、次世代轟理事になれるんでしょうかね。


 本当は、轟理事には、年に1回か2回の小劇場主演と、大劇場に出演する際には、主人公と仲の良い人役で、ちょっとだけ、特別出演だけに留めてもらって、他は宝塚の広報活動などに従事してほしかったな~~。外部出演とか。


 そうすれば、他のトップスターさんたちも退団ではなく、トップとしての専科行きを選べる人が出てきたかもしれない。


 だって、トップスターさんたちがいっぱい専科に異動して、轟さんのように大劇場に主演として降臨されたら、その時旬のトップスターさんたちの主演作が観られなくなってしまう。という弊害が。。。あるから、どこかで歯止めないと・・・


 轟理事一人でも、大劇場に降臨すれば、結構なブーイングは発生している・・・・


 ただ、宝塚でまだまだやりたいトップスターさんがトップ専科に異動して、小劇場で主演したり、大劇場特出(ちょい役でいい役)なら、ファンは嬉しい。


 今年、来年と結構、トップスターさんの退団が続きそうで、つらつらとそんなことを考えていました。          
それでは

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