狸温の宝塚

宝塚ブログ


☆群盗☆斗亜ちゃんはもちろんいいけど、下級生がいい~

おはようございます。狸温でございます。


群盗は今日が千秋楽!!!マチソワな私は、千秋楽も観劇です。


また、ちょっとお腹が痛いのですが、昨日のように舞台中は収まってくれれば・・


群盗ですね。原作とは大分イメージは違います。小柳先生が歌劇2月号の座談会で言っていたとおり、15でバイクを盗むような・・・青春群像劇になっています。


原作はなんというか、感情がどろついている。そして、もっとカールの手は血塗られていて、、、それでいて父親の愛をなくしたことを絶望してて、父親の愛を失い、元の生活を失ったことに激しく後悔しています。理想と現実との乖離に苦悩している感じです。フランツはもっと心底醜悪な嫌な奴・・・群盗仲間も、もっとドライ。カールを英雄視しているが、そこから外れると・・・あっさり見捨てるような。カールはアマーリアを刺し殺すけど、群盗仲間の反応は、自分の女を殺すきちがい扱い。自首するというカールをあっさり見捨てます。アマーリアもきれい事ではなく、カールを恋しすぎていて、自分を選べないなら自分を殺せというほど絶望していて、おかしくなっている。


原作イメージはこんな感じ。(私見です。)
小柳群盗は、作品の象徴的な出来事は削除していないし、結末悲惨は悲惨なんだけれど、なんか爽やかさと甘酸っぱさがベースで、まあ見事に青春群像劇です。


でも、シラーの原作ファンで観劇決めた人っていないだろうから、小柳群盗は原作と雰囲気が違うと怒る人も少ないでしょう。(シラーの原作ファンの方がいたらごめんなさい。)


色々、物語進行に唐突感は残りますけれどね。
芹香斗亜ちゃんを真ん中にした下級生グループのお披露目としてはグットな作品ですよ。


一人一人のキャラが光っていて、大分下級生さんたちの顔と名前が一致しました。


芹香斗亜ちゃんは王子さまで、青二才な学生で、盗賊で・・・と演じていました。斗亜ちゃんの演技もビジュアルも好きだな。そして、生まれながらの気高さが漂う・・・。身を落としても貴人は貴人。
歌声もよい。ファイナルで、天彩さんとのデュエットダンスもあった。斗亜ちゃんのダンスって、キレキレではなくても、優雅で・・・。表情や手の動きがきれい。
オペラで、斗亜ちゃんを追いまくり堪能していました。斗亜ちゃんはやっぱり真ん中が合う。力強いリーダーというより、自然に笑顔でみんなが周りを囲んで、真ん中になっちゃうような・・・。
 また、今日も斗亜ちゃんを追いかける~~。


そして、注目の下級生。
実は、フランツの子供時代を演じていた
     真白悠希さん
がお気に入りになってしまい。ずっとオペラで観ていました♡(斗亜ちゃんとあまりかぶっていないこともあって)
 あの表情がいい。きっと結んだ口、すねたような目つき。動き。声。
全てに心惹かれて。。。最後の男役群舞でも探しちゃいました。ダンスの動きもいいですね。104期生かあ~~。最下級生だ。そして、入団成績2番だ!!優秀さんだ。身長は169センチと、宙組の中では小さめです。しかし、あれだけ動きがよいと小さいことは気にならない。むしろ、俊敏に見えますね。
前回のレオナルド・ダ・ビンチ本公演は、下男とかのモブかあ・・・新人公演では、愛海ひかるさん本役の子供時代のレオナルド・ダ・ビンチ~~。結構いい役がついている。でも、新人公演はなかなかチケットが手に入らないからな~。
本公演で、役付が良くなって欲しいです。


ヘルマン役の希峰かなたさんも注目しました。渋みのある演技をしますね。99期生。もっと上の学年かと思いました。凜きらさんのモール伯爵にひけをとらない。これから、もっと出てきそうな人です。


リーベ役の華妃まいあさん。この方も99期生ですね。赤い河のほとりでナキア皇后の子供時代を演じた人だ。めちゃ印象に残っている。
 華妃さんは存在感ありますね。華があるというか。目が行きます。歌声もきれいだし。演技もいい・・・。華妃さんがヒロインのアマーリアを演じても面白かったかな~。


オーシャンズ11の新人公演、希峰かなたさんと華妃さんで主演してほしいな。
ダニー・オーシャンとテス・・・似合いそうです。まあチケット取れないんだろうけどね。


物語進行役の鷹翔千空さんやカールの学生仲間たちも結構味わいがありました。語りたい。


しかし、時間も無くなったし長くなったので、ここで終わりにします。
それでは。

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