狸温の宝塚

宝塚ブログ


雪組壬生義士伝を観てきました~

おはようございます。狸温でございます。


雪組公演「壬生義士伝/ミュージック・レボリューション」を観劇してきました。


「壬生義士伝」、望海さまは、死ぬときまでお金を数えていました。家族愛の強い筋の通った守銭奴でした。周囲が、自然と好意と敬意を持つようになる立派な役柄でした。しかし、トップスターがここまで、組子(の役柄)に頭を下げ、馬鹿にされても微笑んでいるような役をやるのは珍しいですよね~~~。望海さまは流石です。
希帆ちゃんは、望海さまの糟糠の妻と望様に片思いする大店の娘の二役。。。。遠い京都に出稼ぎ(脱藩して新撰組に加入した)に行った夫を思って歌う歌声が、また美しい。。


それにしても、新撰組のヴィジュアルが凄い!!!凪様の土方歳三が美しすぎる。。。
永久輝せあちゃんは、沖田総司!!!(イメージ:美しくて、はかなくて、怜悧で、剣豪)に説得力がある。朝美絢ちゃんの斉藤一はエキセントリック加減がなかなか・・・美しい顔と相まって・・迫力があった・・・この永久輝せあちゃんと朝美絢ちゃんは、結構舞台に一緒に出てきます。永久輝せあちゃんの沖田は、朝美絢ちゃんの斉藤を「はじめくん」と穏やかで優しい声で呼んでいます。(孤独で誰も愛さないはずの)斉藤も、病気の沖田を気遣っています。どちらも美しい男役さんなのですが、顔のタイプが全く違うのでかなり個性が違っていて調和が取れる感がありますね。(同じ背格好でもどちらがどちらだっけとはならない~顔のタイプが似ていると混じることも・・・)


うん、いいものを観ました。
それでは・・・

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